ウィリーグリーンの涙にもらい泣き
NBAプレイオフ西の1回戦。ペリカンズ vs サンズ
結果は4-2でサンズの勝ち上がり。
今シーズンサンズはリーグ最高勝率の64勝をあげ堂々のシリーズ1位通過。
一方ペリカンズは36勝リーグ9位でシーズンを終え、2シーズン前から導入されたプレイイントーナメントを勝ち抜き4年ぶりのプレイオフ進出。
当然、勝ち上がるのはサンズだろうと大勢の人は思ってたけど、その中で全試合通してペリカンズの戦い方が希望に満ちていた。
ブローアウトゲームも少なく、最後までわからないゲームが多かった。
その要因として、ペリカンズを追うきっかけとなった今季途中に(我らが)ブレイザーズからトレードされたCJの活躍があった、と言いたいところだけど、イングラムのステップアップと若手の躍進が大きいと思う。
ハーバートジョーンズ、トレイマーフィー3世、そして多くのNBAファンがこのシリーズでファンになっただろうホセ・アルバラード。
基本的にみんな2Wayから這い上がってきた選手やドラフト2巡目から駆け上がってきた選手を応援したくなる質があるため、そこも大分上乗せされてはいるとは思うが、それでも彼のクリポに対するスネークディフェンスや8秒バイオレーション(2回も!)などはチームに大きな勢いをもたらしてくれた。
DFで言えばハーバートジョーンズのGAME4でみせた2本のザイオン直伝ブロック(多分違う)や要所要所のマンDFとスティール。でもってスリーもちゃんと決めるんかーい。ほんまにルーキーかーい。というような活躍も良かった。
バランチュナス、ナンスもリバウンド頑張っててそれがシリーズ通して好ゲームが多かった一つの要因にもなったと思う。
正直CJに関しては大好きで彼のポテンシャルを知っているからこそこのシリーズにおいては少し物足りなかった。それでも彼の加入によってプレイインを勝ち抜き4年ぶりのプレイオフ進出となったと感じる部分も多くあるため、ペリカンズファンの方々も好意的な意見が多かった。来シーズンザイオンが帰ってくるかはわからないけど、彼の経験や知識を若手に伝えて一歩後ろに引きつつもチームを引っ張っていくような役割が期待されてると思うから、来シーズンまた新たなCJが見られると思うと楽しみで仕方ない。
対するサンズに関してはブリッジズのDFがシリーズ通してやばかった、マッカラムは完全に抑えられていたし、イングラムも苦戦していた。大エース2人を押さえながら要所要所で得点も重ねていく彼。今シーズンはコロナや怪我などでリーグ通して欠場者が多いシーズンとなったが、その中で82試合全試合出場。衣笠かよ。
その鉄人っぷりはさることながらやっぱりDFがいい選手は安定して厄介だなと思った。
最後にCP3。
僕はリップスルーが嫌いなので彼のことはそこまで好きではないんだけど、それでもクリッパーズ、ロケッツ時代は優勝まで後一歩だったし、ブレイザーズがカンファレンスファイナルにいったシリーズのウォリアーズ対ロケッツ戦は本気で勝ってほしいと思ってた。
シリーズ通してポイントゴッドぶりを遺憾なく発揮していたのだけど、クロージングゲームでこの活躍。
33 Points
100% FG
100% 3PT
100% FT
8 Assists
これは天晴れとしか言いようがない。
ウォリアーズがリーグを席巻するのはもう見飽きたので是非ともこのまま西を制してほしい。
プレイオフはまだまだ続きますが、ペリカンズ 、ホークス、ラプターズと応援しようと思ってたチームが尽く一回戦でいなくなっちゃったんで私はドラフトまで春眠します!
ではみなさま良いNBAライフを!